こんにちは、中山です。
以前の記事、
田舎暮らしのためのアプリUIを考える - Intelligent Technology's Technical Blog
こちらでも触れていた「画面を見ずに操作できるUI」。
こちらにインスピレーションを受けて、もうひとつの「画面を見ずに操作できるUI」を考えてみました。
とりあえず、アプリが動作している様子はこちら。(※音が出ます。)
特徴としては、
- 画面全体を覆うボタン
- 指でなぞって選択
- 音声によるボタン選択の通知と、ボタンタップ時の派手めの演出
などです。
当サンプルアプリでは、「Music」「Weather」「Navigation」「Settings」というボタンを画面いっぱいに配置し、それらを画面をなぞって操作できるようにしています。
想定しているシチュエーションのひとつとしては、
「自動車の乗車時に、ダッシュボードなどに固定したスマートフォン・タブレットのアプリを、画面を直視せずに操作する」
というものが挙げられます。
画面を指でなぞる操作と、音声によるフィードバック、また視界のすみっこで認識できる、ボタンの色の変化などを頼りに、画面をずっと見続けられない、という状況であっても、安全にアプリを操作できる、ということを目指しています。
折しも、「Android Auto」が発表され、音声によるアプリ操作のデモが公開されていました。
しかし、やはり音声だけではなく、直接触って操作したい、というケースもあるはずで、そのような場合には、今回ご紹介したようなUIが、何か役に立つ場面もあるのではないか、と考えています。